. ずんぶん前だけど、レーシングスーツ決めて峠にソロツーリング行ったときのこと。. その日は初夏の快晴でツーリングには最高に気持ちいい日。. 道中、ちょっと休憩に立ち寄った小さなお店に、絞りたての牛乳が売っていたので、買いました。. 手を腰に当てながら、ゴクゴクと一気飲みして、. いい気分でバイクにまたがり、再出発。. 気持ちいい風を体に感じながら、流していると、. 急におなかがゴロゴロと・・・。. ”やばい!これは直下型便意だ!”. バイクで流しながら、トイレのあるところを探しました。.
でも、さっきのお店以外コンビニひとつない道で、引き返すにも15分はかかります。. ”もーこうなったら、どこかの林の影でもいいや!とにかくヤバイ!”. と、バイクを止めようとした瞬間、突然後ろからサイレンが!. 「そこのバイク!止まりなさい!」白バイでした。. 私はびっくりして、もう少しで漏れそうだったのをきゅっと押さえつつ、バイクを止めました。. 白バイから兄ちゃんが降りてきて. 「フラフラして危ない運転だったぞ!酒か?寝不足か?」. 私はお酒も飲んでないし、寝不足でもないと説明。. ふーん、と兄ちゃんはナンバーを見つつ. 「東京か。遠いな。とりあえず免許証みせて」と。. なんにもないってば。バイクはボロいけど、整備もきちんとやってるし。. それより、アタシはおなかが限界なんだよ!. シリが熱くなってんだってば。早く解放してくれ!. 下半身をモジモジさせながら、お尻に全神経を集中させる私の横で. 兄ちゃんは処理を済ませ、なんにも無い(あたりまえだ!)ことに軽く舌打ちすると、. 「ツーリング?平日に?ああ学生か。まあ、今日はいい天気だからね、うらやましいよ」. などと世間話を始めやがりました。. 私は生返事をしつつ、穴を全身全霊を込めてすぼめていたのですが、. 嵐のように鳴るお腹、顔中に滴る脂汗、がくがくする足、に. 本当の限界を迎えつつあることを知りつつ、意識が遠のいていきました。. そして、ついに・・・・。. 「ダメだ」と小さくつぶやく私。. そのとき、兄ちゃんが「ん?どうしたの?」と聞いてきました。. ・・・・・・・もう、遅いよ。. 内部の圧力に負けてお尻の穴から、ぴゅ、ぴゅ、と出た瞬間、. 私は無駄な抵抗を止め、内腿の力を緩めました。. そして、開放されたお尻の穴から生暖かいモノが. スーツの中に滝のように噴出したのを感じました。. バイクに寄りかかり、足を震わせながら泣きだす私と、. しばらくしてかほるアノ匂いに、さすがの兄ちゃんも気づいたようで、. 「だ、大丈夫?(大丈夫なワケない) あ、しばらくいくと川があるから. そこで、洗えるから(おい、トイレを教えね-のかよ)。. あ、それからここはカーブの先で見通しが悪いから、早くバイクどかしてね. (じゃあ立ち話してんじゃねーYO!)、それと、あんまり遅くならないようにね、. 女性一人は危険だから。じゃっ!」. と早口でまくし立てたあと、そそくさと去っていきました。. 残されたのは、抜けるような青空の下、125ccのボロバイク(TZR)と. その横にたたずむ、スーツの中に派手に漏らした一人の女だけでした。. どのくらい時間がたったのか分からないくらい立ちぼうけて、. ようやく我をとりもどした私は、とりあえず洗えるところに行こうとバイクにまたがりました。. にちゃ・・という感覚にトホホ。。と思いながら、. バイクまで汚してたまるかという気持ちでバイクを飛ばしました。. すぐに川は見つかりました。くっそー、白バイさえ捕まらなかったら. 間に合ったのにと、あの兄ちゃんを恨みつつ、. 適当な場所にバイクを止め、川に降りていきました。. 降りた川原はずいぶん広いところで、バーベキューパーティーくらい余裕で出来そうなところでした。. 川辺は人っ子一人いない・・・と良かったのですが、. 残念ながら数人の人がいました。. キャンプ場に現れるレーシングスーツを着た、蟹股歩きの挙動不審女。. ここまでそろってると、通報されそうです。. 私は、木陰を伝ってそろそろと歩き、見つからないように川下にある大きな岩陰に移動しました。. あたりを見渡して、誰もいないことを確認して、スーツと下着を脱ぎました。. 下着は当然、スーツも盛大に汚れていました。シューズはギリギリ無事でした。. ”こりゃ、スーツは着れないなー。とりあえず落ちるとこまで洗って、. 帰ったら捨てよう。・・・うぅ、中古だったけど5万円もしたのに・・”. 私は、川に少し入って、スーツと下着を洗いました。. もちろんお尻も洗いました。. そのときの私は、タンクトップにスポーツブラだけ着て、下はお尻丸出し. といういで立ち。しかも真昼間。すっごく恥ずかしかったです。. 一通り洗った後、木の枝にスーツとショーツを引っ掛けて、乾くのを待ちました。. この陽気だから、下着はすぐ乾くだろうけど、スーツはしばらくかかりそうです。. とりあえず、向こうにいるキャンプの人たちをそーっと見て、. こっちに来そうにないことを確認すると、. そばにあった平たく大きな岩に座って、やっと一息つきました。. あいかわらず、上だけ着て下はすっぽんぽんなのですが、. 少しくらいはま、大丈夫だろうと。たまにはこういう開放感もアリかな(w)と。. 恥ずかしいんだけどね。露出プレイの気持ちがすこーしだけわかったような気がしました(w. と。ふと川向こうを見ると、釣りざおを持った人がこっちを見てます。. ”いつのまにー!”めちゃくちゃびっくりした私は思いっきり固まってしまいました。. とっさに私は「気づかないように振舞おう!」と思いました。. 私が気づかないように振舞えば、あっちも恥ずかしくないだろう、と. パニくった私の頭はそういう結論を導き出しました。(オオバカです). 「さーって、かえろーっと」とぎこちない独り言をいいつつ、. 岩を降りて、スーツを取りました。当然まだ濡れているのですが、. もうそんなことは気にしてられません。. 気づいてないフリをして、スーツをパンッ パンッとはたき. (そんなことしてないでさっさと着れば良いのに). 「うんっ、乾いてるな」と独り言を言ってスーツを着ました。. その間、顔は真っ赤だったと思います。耳が凄く熱かったのを覚えています。. 釣り人さんは最後まで声をかけてきませんでした。. ただ、ずっと見られてたとは思います。視線をビリビリ感じてたので。. その後は、どうやって帰ったのかよく覚えていません(w. スーツは、結局捨てました。表に出てくるようなシミにはならなかったのですが. スーツを見ると、あの日を思い出してしまって。。。. というわけで、教訓。. 「気持ち良いからといって、半裸でたたずまないこと。せめてタオルでくるもう!」ww. .
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