. そういう関係じゃないだろうと思いつつも、その男のことは当人から聞き出せず。車に一緒に乗ってるとこまで見てしまった。彼女のアパートは知っていたので、たまにその前をなんとなく通り過ぎる。.
そしてある夜、アパートの前にその車が止まってるのを見た。ショックと不思議な高揚感を感じつつ、いつものように窓のそばを通り過ぎようとしたら・・・話し声が聞こえる。. 思わず一瞬立ち止まった。男の声は低く何を言っているか分からないが、彼女が楽しそうに答えているのが分かる。声は間違いなくいつもの彼女だが、何か口調が違う。. 1分くらいその場にいたが、いたたまれず歩き去った。家へ帰ってからも気になって仕方がなかった。俺は彼女の部屋に入れてもらったこともないのに・・。. 1時間くらいしたところでモヤモヤが抜けず、通り道なのでコンビニへ出かけたついでにもう一度アパートの前まで寄ってみた。窓の電灯が消えていた。でも、期待しながら確かめたが車はまだそこにあった。. 頭の中がパニックになり、ふらふらと窓の方へ歩いていった。自分の心臓の鼓動が聞こえる。思わず息を潜めて耳をそばだてう。. 「はああああん」と低い彼女の喘ぎ声がかすかに聞こえてきた。決定的になった瞬間だった。その日はそのまま家へ帰り、眠れない夜を過ごした。. 頭に残った声が、普段の彼女とどうしても結びつかなかった。その後も彼女とは大学で会っていたが、普通の友達としての会話から進まない。でも、以前はTシャツにジーンズだった彼女が最近はスカートをはくようになった。化粧気は元々無かったが、微妙にメイクしている感じもする。. あの男の影響かもと思うと何とも言えない気持ちだった。そんなある日、彼女がサークルで言った旅行の写真を見せてくれた。楽しそうなスナップの中に1枚、水着で集合写真を撮ったものがあった。思えば彼女の水着姿さえ見るのはこれが初めてだった。. 写真の中の彼女は赤いビキニを着て、スレンダーな身体に小ぶりな胸、くびれが眩しかった。彼女は「これはヤバいからダメ〜」とか言ってすぐに隠してしまった。見ているうちに、悔しい気持ちでいっぱいになった。. あの男はこの身体を好きなようにしてるんだろうか。ふざけたふりで「もっと見せろよ〜」とか言ってみたが、それ以上見せてくれなかった。その夜はいつもより胸に何かがたまる感じが強かった。. もはや恋愛感情とは違うのかもしれない。嫉妬心を抱きつつも、俺の興味は彼女の身体にあったのだろう。その夜コンビニに出かけて通りかかると、やはりあの男の車があった。. 2ヶ月ぶりくらいだろうか。俺はまたふらふらとその窓の前をゆっくり通り過ぎようとした。灯りの消えた窓際で、声が聞こえてきた。. 前に聞いたような低い声ではなく、男が責めるような口調で何か言っている。喧嘩?耳をそばだててみたが違うらしい。彼女の声はもはや低い喘ぎ声じゃなかった。. 「あっ、あっ、あーっ!」「いや、いや、あー!」響くように聞こえてきた。. 男の声は、「・・・だろ?」とか「・・・しろよ」とか荒っぽい感じ。(全部は聞こえず)それなのに彼女は悶えながら「はい・・」とか「すみ・・ません・・」とか言ってる。すすり泣くような声さえ聞こえた。. 何を言われてたんだろうか。誰か似た経験あったら教えてくれ。。。. .
ソース:インターネット